株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社を取巻く市場環境は、好調な企業収益を背景に老朽設備の維持・更新やデジタル化・脱炭素化・省力化などの課題解決に向けた設備投資の拡大などにより、景気は緩やかな回復が継続しております。その一方、賃上げによる雇用環境の改善などはあるものの、物価上昇に伴う実質賃金の下落や関税政策等による海外景気の減速など、実体経済における景気回復には懸念が残る状況にあります。
そのような状況の中、2024年度の当社グループの業績は好調に推移し、3年連続で上場以来最高益を更新するとともに、2026年度を最終年とする「80/26中期経営計画」の数値目標を前倒しで達成いたしました。
2025年度は、「希望と未来に向け創立80周年(2026年度)をスタートの年とする新中期3ヶ年計画」の準備期間であり、この「創立80周年」を更なる飛躍の年とするための重要な一年となります。
当社グループの成長を図るため、グループガバナンスの強化と連結経営をこれまで以上に推進することで、持続的な企業価値の向上を目指して邁進してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長兼グループCOO