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Case Study

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  4. 事例紹介 ロジスティード株式会社様(旧社名:株式会社日立物流)
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ロジスティード株式会社様(旧社名:株式会社日立物流)

空調機器等の企画・納入・施工を通じて
物流倉庫の省エネと働く環境整備に貢献

物流業界では、環境負荷低減とともにより良い人材獲得に向けた労働環境の整備が重要テーマです。ロジスティード株式会社様の案件では、このような課題解決に向け、非常に柔軟なスケジュール管理が求められる物流センターの空調設備更新を行うとともに、サプライチェーンの最適化に向けて、多角的なサポートを始めています。

ロジスティード株式会社 東日本統括本部

東日本営業本部 東関東営業部 部長 永田 純一様(左)

営業企画部 LE・改善グループ 部長補佐 岡田 修一様(右)

北柏営業所 第2物流センターの空調設備更新における狙いをお聞かせください。

物流業界は、ネットショッピングの拡大による小口配送の増加や、迅速な発送リードタイムなどの物流業務の高度化・複雑化への対応が課題となっています。今回の案件では、空調設備の更新において、省エネ化や働く場の環境整備などを多面的に見直し、現在の総合物流センターとして最適化することを目指しました。特に柏エリアには同業他社の物流倉庫も多く、より良い人材の採用のためにも、施設内の環境整備が重要です。八洲電機さんは、倉庫業務を通常稼働しながら設備の更新を行うという、難しい条件にも対応いただけるノウハウがあることを含めて総合的に判断し、今回の空調設備の企画・納入·施工をお願いしました。

八洲電機の対応についてご評価ください。

今回の更新作業では作業時間の確保・調整がキーとなりました。第2物流センターには大手化粧品会社をはじめとしたテナント企業が入り、年間を通してほぼ休みなく物流業務が稼働します。また、夏や冬には冷暖房の空調設備を止められず、テナント企業の繁忙期等を避ける必要もあります。このため設備更新は主に中間期であることに加え、夜間作業や休日作業が中心となります。八洲電機さんとは、週に1度の定例会議を設けて、スケジュールや段取り等を情報共有しましたが、テナント企業における日々の商品発送状況等に応じて、工事の工程を突然変更いただくことも度々ありました。そのような条件の中で、柔軟にスケジュール変更の対応をいただきながら、計画を立案し、実施いただいたことを大変高く評価しています。

今回の更新では設備全体で稼働率の悪い無駄な空調箇所の見直しや、特定スペースの空調強化も図りました。具体的には、夏場の暑さに悩んでいた最上階の空調設備の強化や、刻々と変化するテナント企業の物流業務の流れに対応した空調機器のレイアウト変更を実施しました。今回の空調設備の更新で省エネに加え、CO2の排出量が年間約38トン削減できると試算されており、現状における物流倉庫の最適化が実現できました。

今後の取組みテーマと八洲電機グループへの期待をお聞かせください。

2023年4月、当社はロジスティクスを超えてビジネスを新たな領域に導く意思を込めて、社名をロジスティード株式会社に変更しました。

現在、北柏第2物流センターの電力監視システムの更新や、新物流拠点「SOSiLA柏」への空調設備の導入対応もお願いしています。さらに今後は、SDGsの観点も念頭に置いた物流センター運営が重要となります。安全・品質・生産性・防火・防犯の「見える化」を進め、デジタル技術による安全品質・環境負荷低減などの取組みにつなげていきたいと考えています。それらの新たな分野でも八洲電機さんの多角的なサポートを期待しています。

北柏営業所 第2物流センター

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