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Case Study

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日本コーティングセンター株式会社様

日本コーティングセンター株式会社

常務取締役 製造本部 本部長 本社工場 工場長 岡部 信一様(右)
製造本部 本社工場 係長 吉田 重夫様(左)

日本コーティングセンターについて

日本コーティングセンターは、「お客様にご満足の頂ける技術のご提供」をモットーに、あらゆる産業分野にプラズマ技術を駆使した高性能・高品質・高精度のコーティングサービスを提供し、生産性の向上やコスト削減に貢献しています。

コーティングとは、お客様からお預かりした切削工具や金型、機械部品等の表面にわずかな被膜をつけることで、耐摩耗性や耐腐食性等を向上させる技術です。

当社は、その中でも、真空中でのプラズマ反応によって高硬度のセラミックコーティング膜を生成させる「イオンプレーティング法」を採用しています。イオンプレーティング法は電気のみを使用し、被処理材に適した温度でコーティング処理を行うため、熱による処理材の変形・変質をきわめて小さく抑える事が可能です。その一方で効果的なコーティングをするために、事前に高温度で製品の洗浄を行う必要があり、その洗浄設備の冷却にかかる電気使用量の多さが課題となっていました。

今回の案件では、多くの電気を使用する洗浄機用冷却設備の設備更新に加え、設備の省エネ化が重要テーマでした。

新たなシステム提案で効率化を実現

八洲電機さんには、高温になった洗浄設備を冷やすための冷却設備であるチラーユニットとクーリングタワーを一体化した省エネ効果の高い「フリークーリングシステム」を納入いただきました。このシステムを導入したことにより、特に冬場は洗浄設備の水をチラーユニットで冷却する必要がなくなったことで、既存の設備より電力消費量を30~40%に抑えることができ、CO2排出量の削減につなげることができました。これまでの更新実績に加え、省エネ効果のコストシミュレーションをご提示する等の提案力、当社のシステムや製造工程をよく理解いただけていることについても評価しています。

今後の多角的テーマへの提案力を期待
当社は、2030年度のCO2排出量を2013年度比で46%削減することを目指しています。省エネ化とともに、労働人口が減少傾向にある中で省力化も重要テーマであり、設備管理の自動化に向けて設備の稼働状況を見える化するDXへの取組みも必要です。こうした様々な課題について、八洲電機さんには豊富な知見を活かし、引き続きご提案いただけることを期待しています。
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