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Case Study

事例紹介

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東武鉄道株式会社様

東武鉄道株式会社 鉄道事業本部 技術統括部 車両部

車両企画課 課長 間仲 祥司様(右)
課長補佐 齊藤 洋平様(左)

新時代のフラッグシップ特急「スペーシア X」

33年ぶりにリニューアルした「スペーシア X」は、沿線最大の観光地である浅草・日光・鬼怒川エリアをつなぐ新時代のフラッグシップ特急で、インバウンドとの相乗効果とともに沿線地域の価値や魅力をさらに高めるべく、2023年7月に運行を開始しました。新車両は「多様性」と「日光の伝統的要素」を意識し、伝統工芸を取入れたデザイン、多様なニーズに応える全6種のシート、最新のLCD(液晶)ディスプレイなど、エクステリア、インテリア、パフォーマンスなど全てをアップデートしました。また環境対応の面では、最新のモーターや制御機器の導入、アルミダブルスキン構造による車体の軽量化により、従来のスペーシアと比較してCO2排出量を最大40%削減しています。

技術面での知見を活かし、調整役として力を発揮

今回、八洲電機さんは特急車両を初めて受注されましたが、これまでの通勤車両等での実績を高く評価し、プロジェクト全体の取りまとめをお願いしました。当社と各メーカー間をつなぐ、きめ細かな調整力、車体前面の大きな窓ガラスの防汚・耐久性·視認性を高めるガラスコーティングなど、独自の提案力を発揮いただけたのも、鉄道に関する技術面への高い知見があったからこそだと思います。八洲電機さんなくして、ここまで立派な車両は完成しなかったと感謝しています。

DXなど新たな取組みでもパートナーとして期待

少子高齢化社会を背景に今後は、熟練者の退職に伴ってメンテナンス人員が減少するため、省力化や効率化に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)への取組みが重要なテーマとなります。八洲電機さんにはこれまでどおり車両新造・改造分野での連携、取りまとめを進めていただくとともに、DXを含む新たな取組みでもアイデアを出していただき、バランス感覚に優れたコーディネートをしていただけることを期待しています。

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